2010年4月4日日曜日

PCエンジンエミュレータ Ootake v2.35がリリースされました。

国産PCエンジンエミュレータで有名なOotakeの最新バージョン Ver2.35がリリースしました。
今もなお、更新を続ける数少ないPCエンジンエミュレータです。
作者は日本人で、公式HPで不具合や要望を日本語でも受け付けております。


Ootake
http://www.ouma.jp/ootake


更新内容は以下のとおりです
◇画面の明るさ・階調のバランスを調整する処理を改良し、デフォルトの画質を再調整しました。
◇"Setting->Screen->Scanline Density"(横スキャンラインの濃度)メニューを、"Screen->Scanline Density"に移動し、10%,30%,50%,60%,70%の設定を追加しました。また、デフォルト値を「30%」としました。※この「Scanline Density」の値を小さく設定した場合、画面が暗くなることを防ぐためにガンマ値も最適化(明るく)されます。この設定は、画面モードが、"TV Mode(デフォルト)"か"Horizontal Scanlined"のときに設定できます。
◇"Screen->Scanline Density"メニューに、"Optimize Gamma"を追加しました。スキャンライン表示時に、全体の明るさ(ガンマ値)を最適化したくない場合は、チェックを外してください。通常は、暗部のキャラクターが見づらくならないように、チェックを入れたままでの使用を推奨します。
◇"Screen->Gamma"メニューに、"0.94","1.04"の設定を追加しました。※Gammaを小さく設定した場合は、暗部のキャラクターが見づらくならないように、Brightnessを大きめに設定してください。
◇画面サイズ"x4"のときの"TV Mode","Horizontal Scanlined"の画質を若干改良しました。
◇速度とタイミングを実機の動作に近づけました。"シティハンター"で、電源投入後デモの下辺が一瞬乱れてしまうことがあった問題(最近のバージョンで発生)が解消しました。
◇"メタルエンジェル2"を起動した際には、一部CD-ROMアクセス処理を実機に近い遅さにするようにしました。ビジュアルシーンで、音声が途切れてしまう問題が解消したと思います。※"メタルエンジェル2"は、速くないCDドライブ(仮想CD以外)の場合、画面が乱れてしまうことがあるので、CDインストール("CD-ROM->CD FullInstall"メニュー)でのプレイを推奨します。
◇"とらべらーず!"を起動した際は、イベントシーンでの音ズレを防ぐために、CDインストール("CD-ROM->CD FullInstall"メニュー)推奨のメッセージを表示するようにしました。※微妙な音ズレは実機でも同様に起こります。
◇"サークIII"で、画面の最上ラインがちらついていた問題を解消しました。
◇その他、細かい部分を修正&改良しました。
ダウンロードはこちらから
32bit,64bit共通

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